360度見渡す限り海!幻の白い砂浜「百合が浜」の絶景

鹿児島の絶景!百合が浜

限られた時間しか上陸できず毎日カタチが違う、1度は踏み入れてみたい360度見渡す限りの海と真っ白な砂浜

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例年だと、春から夏にかけての干潮時にのみ現れることから幻の砂浜とも呼ばれる百合が浜(ゆりがはま)は、鹿児島県最南端の与論島東側にある大金久海岸の沖合約1.5kmに現れ、グラスボートで渡ることができます。

透明度抜群のエメラルドブルーに輝く海にポツリと現れる白い砂浜は、時期や潮流により現れる時間や位置、大きさも形もかわるので全く同じ百合が浜を見ることはできない「一度きりの絶景」です

ここで年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれるという言い伝えもあります。

[目次]

1.百合が浜の見どころ

百合ヶ浜は、与論島の海岸線にある砂浜ではなく、沖合い約1.5kmにある砂州で大きく潮が引いた時にだけ姿を現します

砂浜が出現してくるにつれてハッキリとしてくる風紋はとても美しく、透明な波が打ち寄せる度にキラキラと輝きます。

気温が高くて快晴、海の潮目が大潮で、しかも干潮時間と“三拍子”が揃わないと絵にならない場所ですので、降り立つには下調べとまあまあの運が必要です。

f:id:kenji1224138:20161210094940j:image出典:ヨロン島観光ガイド

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1-1.与論島について

百合が浜のある与論島鹿児島県最南端にあり島を1周するのに車で約40分、自転車では3時間程の珊瑚礁が隆起して出来た小さな島です。

人口は約5,500人、牛の数も5,500頭でなんと人と牛がほぼ同じ数!美しいビーチの数々や自然の名所も満載で海の色は限りなく透明に近いブルー

そんな与論島の東側にある大金久海岸からグラスボートにのり百合が浜に向かうことができます。

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f:id:kenji1224138:20161210113730j:image出典:ヨロン島観光ガイド

 

1-2.百合が浜の星の砂って?

百合が浜の砂は「星の砂」と呼ばれる星の形をした可愛い砂、年齢の数だけ持ち帰ると幸せになれるといわれています。

星の砂は有孔虫という生物の死骸ですが、人に踏まれて角がとれた多くの丸みのある砂とまざっているので綺麗な星の形をした砂粒を探してみてください

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有孔虫が凄く気になる方はこちら(笑
有孔虫 - Wikipedia

 

2.出現時間のめやす

百合が浜の現れる時間の目安としてヨロン島観光ガイド内に出現時間の予測スケジュールが紹介されていますので参考にしてください。
※自然の現象ですので、海況次第では見られないこともあります。

大潮の干潮時刻の1時間前後が出現時間となるので干潮時刻の1.5時間程前には大金久海岸で受け付けをし済ましておくようにしましょう。

 

3.百合が浜のおすすめ時期

ベストシーズン は4月から8月

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百合ヶ浜は、干潮でも特に大きく潮が引く大潮のときにしか姿を現しません
春から夏にかけての大潮の干潮の時間が出現する可能性が高いとされていて、冬場は干潮時刻が夜中になるため、一般的には渡る事はできません。

 

4.百合が浜へのアクセス

住所:鹿児島県大島郡与論町東海上
電話:0997-97-5057(グラスボート組合)
駐車場:10台
料金:大人2,000円、小人1,000円
休日:不定休(天候により)

※小人は中学生まで

百合が浜へはグラスボートなどでの瀬渡しを利用して行くことができますので、浜を知り尽くしている船長さんにおまかせしましょう。

大金久海岸にはいくつかグラスボートを運航しているサービスがありますので紹介しておきます。

<TANDYマリン>
電話:0997-97-4591
携帯:090-3738-7286
シーマンズクラブ>
電話:0997-97-3207
<ビーチボーイクラブ>
電話:0997-97-3574
携帯:090-7155-4052
<百合ヶ浜グラスボート事業組合>
電話:0997-97-5057
携帯:090-9602-1535
<Tome Cruise>
携帯:090-2967-0722 
<スィーナリーマリンリゾート>
電話:090-6130-3717
<マリン5スポーツクラブ>
電話:090-2392-5518

 

5.おわりに

大金久海岸から百合が浜まではグラスボートで5〜15分程度、その間は船長さんの案内で珊瑚礁の海や南国ならではの熱帯魚やウミガメを眺めながら極上の海の風景を楽しめます。

百合が浜に近づくにつれて浅瀬になるので、海の透明度はどんどん高くなりそこには言葉にならないほどの美しい景色が広がってきます。

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時間を忘れてしまうほど美しいこの場所はまさに南の楽園と言えるでしょう 。

 

関連リンク
ヨロン島観光ガイド
Webヨロン島

※百合ヶ浜【方言名】ユリバマ
由来:砂がユリ(寄る)でできる浜からユリバマとよんだといわれ、百合ヶ浜はその浜の白さを百合の花にたとえ、一般的な呼称としたんだとか